先日、年長さんになったtaroの参観がありました。
参観の内容は、園で行っている鉛筆の練習ノートをする姿を参観するというもの。
あまり教え込むという事をしないというのが売りの幼稚園だけど
(流行りの英語も、スイミングも、ピアニカなどの音楽指導も一切なし)
「あー、年長さんになったんだな」としみじみ。
さて、当日。
taro含め、他のお友だちも家族が来てくれてることにウキウキ、
テンションも上がっております。
朝のお歌も楽しそう。
机の上に用意をして、先生の説明をしっかり聞いてスタート。
渦巻や波線、いろいろな線を書いていくという内容をみんな一生懸命書いています。
taroも先生のお話をしっかり聞いて、姿勢もばっちり、書いていきます。
雲行きが怪しくなってきたのは、20分すぎたころ。
普段は何分活動しているのか分かりませんが、20分椅子に座ったまま休憩なし。
taroはもちろん、他の子たちも飽き始め、椅子をぎっこんばったんし始め、
机にビローンと突っ伏す子たちも現れはじめました。
もちろん、空気もざわざわし始めます。
先生も参観で必死なのか、そのまま突っ走る事、40分。
ようやくお片づけに。
そこまでも、モヤモヤしてたんだけど、この後の出来事に更にモヤモヤ。
机の上にきちっと整頓できた子から、先生がお名前を呼んで、OKを出して、
ようやく椅子から立って片付けられるシステム。
・・・もう集中力の限界を迎えていたtaro。
その状態での切り替えは至難の技、そこまで出来ません( ;∀;)
みんなが次々呼ばれていくのを見ながら、本人が何を思っていたのかは分からないけれど、
ポツンと残るtaro。
結局最後に先生が、少し手を貸してくれて、ようやく名前を呼んでもらえることに。
きっと、小学校に上がるための大切なことなんだろうけど、
・・・こうして、「いつも出来ない子」は出来上がっていくんだろうなと、
もやもや思った出来事でした。
参観終了後、少し親子で触れ合える時間を設けていただけたので、
抱っこして、トータル45分間も椅子に座っての活動をやり遂げたtaroを
褒めちぎったママでした。